ワインはどんな味?初心者でもわかる種類・品種別の味わいガイド

ワインはどんな味?初心者でもわかる種類・品種別の味わいガイド

「ワインって実際どんな味なの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。赤ワインは渋い、白ワインは酸っぱいという漠然としたイメージはあっても、具体的にどう違うのか分かりにくいですよね。この記事では、ワインの基本的な味わいから、種類別・品種別の特徴、初心者でも使える表現方法まで、ワインの味を徹底的に解説します。自分好みの1本を見つけるヒントが必ず見つかるはずです。

目次

【結論】ワインの味を赤・白・ロゼ・スパークリング別に一言で解説

【結論】ワインの味を赤・白・ロゼ・スパークリング別に一言で解説

まず結論から言うと、ワインの味は種類によって大きく異なります。

それぞれの基本的な味わいを一言で表すと、以下のようになります。

  • 赤ワイン:渋みとコクのある深い味わい
  • 白ワイン:爽やかな酸味とフルーティーな味わい
  • ロゼワイン:赤と白の中間的なバランスの良い味わい
  • スパークリングワイン:炭酸による爽快感と華やかな味わい

これらの基本を押さえておけば、ワイン選びの第一歩が踏み出せます。

赤ワインの味を一言で

赤ワインの味を一言で表すなら、「渋みとコクのある深い味わい」です。

黒ブドウを皮ごと発酵させるため、タンニンと呼ばれる渋み成分が豊富に含まれています。

この渋みが赤ワイン特有の複雑な味わいを生み出し、肉料理などとの相性を高めています。

フルボディと呼ばれる重厚なタイプから、ライトボディと呼ばれる軽やかなタイプまで、幅広い味わいが存在します。

詳しくはワインのフルボディとはで解説されています。

白ワインの味を一言で

白ワインの味を一言で表すなら、「爽やかな酸味とフルーティーな味わい」です。

白ブドウを皮を取り除いて発酵させるため、タンニンがほとんど含まれず、渋みがありません。

代わりに、酸味が際立ち、柑橘類や白い花のような爽やかな香りが特徴です。

冷やして飲むことで酸味が引き締まり、魚介料理やサラダとの相性が抜群です。

辛口から甘口まで、幅広い味わいのバリエーションがあります。

ロゼワイン・スパークリングワインの味を一言で

ロゼワインは「赤と白の中間的なバランスの良い味わい」が特徴です。

黒ブドウを使いながらも短時間で皮を取り除くため、適度な渋みと酸味のバランスが取れています。

ピンク色の見た目も華やかで、幅広い料理に合わせやすい万能タイプです。

スパークリングワインは「炭酸による爽快感と華やかな味わい」が魅力です。

発酵過程で生まれる炭酸ガスが口の中で弾け、爽快感とともに香りが広がります。

乾杯やお祝いの席で選ばれることが多く、食前酒としても人気があります。

参考:ワインの種類と特徴

ワインはどんな味になる?味を決める5つの要素

ワインはどんな味になる?味を決める5つの要素

ワインの味わいは、複数の要素が組み合わさって決まります。

主に甘味・酸味・渋味・果実味・ボディの5つの要素が、ワインの個性を形作っています。

これらの要素のバランスによって、ワインの味わいは無限に変化します。

それぞれの要素を理解することで、自分の好みに合ったワインを選びやすくなります。

甘味―「甘口」「辛口」は糖分の量で決まる

ワインの甘味は、発酵後に残った残糖分の量によって決まります。

ブドウ果汁に含まれる糖分は、発酵過程で酵母によってアルコールに変換されます。

この発酵を途中で止めたり、糖分が多いブドウを使うことで、甘口のワインが生まれます。

一方、糖分をほぼ完全にアルコールに変えたものが辛口ワインです。

「辛口」という表現は、唐辛子のような辛さではなく、甘くない=ドライという意味です。

一般的に、辛口ワインの方が多く生産されており、食事との相性も良いとされています。

参考:ワインの基礎知識

酸味―爽やかさとキレを生む白ワインの主役

酸味は、ワインに爽やかさとキレをもたらす重要な要素です。

特に白ワインにおいては、酸味が味わいの主役となります。

ブドウに含まれる有機酸(リンゴ酸、酒石酸など)が、ワインの酸味の正体です。

冷涼な気候で育ったブドウほど酸味が高くなる傾向があります。

適度な酸味は、ワインに活力を与え、料理の味を引き立てる効果があります。

一方、酸味が強すぎると刺激的に感じられ、弱すぎるとぼやけた味わいになります。

渋味(タンニン)―赤ワイン特有の奥深さの正体

渋味の正体はタンニンと呼ばれるポリフェノールの一種です。

ブドウの皮や種、果梗に多く含まれ、赤ワインの醸造過程でワインに溶け込みます。

タンニンは口の中のタンパク質と結合し、舌にまとわりつくような渋みを感じさせます。

この渋みが赤ワインに複雑さと骨格を与え、長期熟成を可能にします。

若いワインのタンニンは粗く感じられますが、熟成とともに丸く滑らかになっていきます。

タンニンは肉料理の脂と相性が良く、お互いの味わいを引き立て合います。

ワインの『フルボディ』とは。3種類のボディ、誰が決めるの?|ワイン ...

果実味―ブドウ品種で変わる香りと風味

果実味とは、ワインから感じられる果実の香りや風味のことです。

使用するブドウ品種によって、果実味の特徴は大きく変わります。

赤ワインでは、ベリー系(イチゴ、ラズベリー、ブラックベリー)やプラム、チェリーなどの果実味が一般的です。

白ワインでは、柑橘類(レモン、グレープフルーツ)、リンゴ、洋梨、桃などの果実味が感じられます。

果実味が豊かなワインは、親しみやすく飲みやすい印象を与えます。

産地の気候や土壌、醸造方法によっても果実味の表れ方は変化します。

ボディ―口当たりの「軽い・重い」を表す指標

ボディとは、ワインの口当たりの重さや厚みを表す指標です。

主に赤ワインで使われる表現で、フルボディ・ミディアムボディ・ライトボディの3段階に分類されます。

フルボディは、色合いが濃く、渋味・酸味が豊富で、ふくよかでコクのある重厚な味わいです。

ミディアムボディは、フルとライトの中間で、バランスの取れた飲みやすい味わいです。

ライトボディは、色が薄く、タンニンが少なく、軽やかでフルーティーな味わいです。

ボディは、アルコール度数、タンニン量、抽出成分の濃度などによって決まります。

参考:ワインのフルボディとは

【種類別】赤・白・ロゼ・スパークリングの味の違いを徹底比較

【種類別】赤・白・ロゼ・スパークリングの味の違いを徹底比較

ワインは製造方法の違いによって、大きく4つの種類に分類されます。

それぞれの製法が味わいに直接影響するため、種類ごとの特徴を理解することが重要です。

ここでは、各ワインの味わいの特徴を詳しく比較していきます。

赤ワインの味の特徴―渋みとコクの深い味わい

赤ワインは、黒ブドウを皮ごと発酵させることで造られます。

この製法により、皮に含まれるタンニンと色素がワインに溶け込み、特有の渋みと深い色合いが生まれます。

味わいの特徴としては、以下のようなポイントがあります。

  • タンニンによる渋みと複雑な味わい
  • ベリー系、プラム、チェリーなどの果実味
  • 熟成によって生まれるスパイスや革、土の香り
  • ずっしりとした重厚な口当たり

赤ワインは常温(16-18℃程度)で飲むのが一般的で、肉料理やチーズとの相性が抜群です。

軽やかなライトボディから重厚なフルボディまで、幅広いタイプが存在します。

赤ワイン味わい分類一覧 初心者がステップアップするために - 趣味の ...

参考:赤ワイン味わい分類一覧

白ワインの味の特徴―酸味とフルーティーさが魅力

白ワインは、白ブドウの果汁のみを発酵させて造られます。

皮や種を取り除くため、タンニンがほとんど含まれず、渋みのないクリアな味わいになります。

白ワインの味わいの特徴は以下の通りです。

  • 爽やかな酸味が際立つ清涼感
  • 柑橘類、リンゴ、洋梨などのフルーティーな香り
  • 花や白い果実の華やかなアロマ
  • 軽やかで飲みやすい口当たり

白ワインは冷やして(8-12℃程度)飲むのが一般的で、魚介料理や前菜との相性が良好です。

辛口のキリッとした味わいから、甘口のまろやかな味わいまで、多様なスタイルがあります。

樽で熟成させたタイプは、バターやバニラのような香ばしい風味が加わります。

ロゼワインの味の特徴―赤と白のいいとこ取り

ロゼワインは、黒ブドウを使いながらも短時間で皮を取り除く製法で造られます。

この方法により、赤ワインと白ワインの中間的な特徴を持つワインになります。

ロゼワインの味わいの特徴は以下の通りです。

  • 適度な渋みと酸味のバランス
  • イチゴ、ラズベリーなどの赤い果実の香り
  • ピンク色の華やかな見た目
  • 軽やかで飲みやすい口当たり

ロゼワインは冷やして(8-12℃程度)飲むのがおすすめで、幅広い料理に合わせやすいのが魅力です。

特に、スパイシーな料理やアジア料理との相性が良いとされています。

辛口から甘口まで様々なタイプがあり、食前酒としても人気があります。

スパークリングワインの味の特徴―泡が生む爽快感

スパークリングワインは、炭酸ガスを含む発泡性ワインの総称です。

二次発酵によって生まれる炭酸ガスが、独特の爽快感と華やかさを生み出します。

スパークリングワインの味わいの特徴は以下の通りです。

  • 炭酸ガスによる爽快な口当たり
  • 泡が香りを運ぶ華やかなアロマ
  • 酵母由来のパンやビスケットのような香り(シャンパーニュ製法の場合)
  • 辛口から甘口まで幅広い味わい

スパークリングワインはよく冷やして(6-8℃程度)飲むのがベストです。

乾杯やお祝いの席で選ばれることが多く、食前酒としても最適です。

シャンパーニュ、カヴァ、プロセッコなど、産地によって様々なタイプがあります。

参考:ワインの種類と特徴

【品種別】ブドウ6種でワインの味はこんなに違う

【品種別】ブドウ6種でワインの味はこんなに違う

ワインの味わいを決める最も重要な要素の一つがブドウ品種です。

同じ赤ワイン、白ワインでも、使用するブドウ品種によって味わいは劇的に変わります。

ここでは、代表的な6つのブドウ品種の特徴を解説します。

これらを覚えておけば、ワイン選びがぐっと楽になります。

赤ワイン用ブドウ3種(カベルネ・ピノノワール・メルロー)

カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界で最も栽培されている黒ブドウ品種です。

力強いタンニンと深い色合いが特徴で、フルボディの重厚な赤ワインになります。

ブラックカラント(カシス)、ブラックベリー、杉、タバコなどの香りが感じられます。

長期熟成に適しており、牛肉のステーキなど濃厚な肉料理と相性抜群です。

ピノ・ノワールは、繊細で優雅な味わいが魅力の品種です。

タンニンが穏やかで、ライト〜ミディアムボディの軽やかな赤ワインになります。

イチゴ、ラズベリー、チェリー、バラなどの華やかな香りが特徴です。

酸味が際立ち、鴨肉やマグロなど繊細な味わいの料理に合います。

メルローは、柔らかく親しみやすい味わいの品種です。

カベルネよりもタンニンが穏やかで、ミディアム〜フルボディのまろやかな赤ワインになります。

プラム、ブラックチェリー、チョコレート、バニラなどの甘やかな香りが感じられます。

飲みやすく初心者にもおすすめで、ハンバーグや煮込み料理との相性が良好です。

参考:ワインの種類による造り方や味わいの違い

白ワイン用ブドウ3種(シャルドネ・ソーヴィニヨンブラン・リースリング)

シャルドネは、世界中で栽培される万能品種です。

気候や醸造方法によって味わいが大きく変化するカメレオンのような品種です。

冷涼な産地では、レモン、青りんご、ミネラルなどのシャープな味わいになります。

温暖な産地では、桃、パイナップル、バターなどのふくよかな味わいになります。

樽熟成させると、バニラやトーストのような香ばしい風味が加わります。

ソーヴィニヨン・ブランは、爽やかな酸味が際立つ品種です。

グレープフルーツ、ライム、ハーブ、青草などのフレッシュな香りが特徴です。

辛口でキリッとした味わいが多く、魚介料理やサラダとの相性が抜群です。

ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランは特に人気があります。

リースリングは、ドイツを代表する高貴な白ブドウ品種です。

華やかな香りと高い酸味が特徴で、辛口から極甘口まで幅広いスタイルがあります。

白い花、りんご、桃、蜂蜜、石油(ペトロール)などの複雑な香りが感じられます。

酸味が高いため、長期熟成にも適しており、年月とともに味わいが深まります。

スパイシーな料理やアジア料理との相性が良いとされています。

初心者でも使えるワインの味の表現フレーズ10選

初心者でも使えるワインの味の表現フレーズ10選

ワインの味を言葉で表現するのは難しく感じるかもしれません。

しかし、いくつかの基本フレーズを覚えておけば、誰でも簡単にワインの感想を伝えられます。

ここでは、初心者でもすぐに使える表現を紹介します。

よく使う表現と具体的な味のイメージ

ワインの味を表現する際によく使われるフレーズと、その具体的な意味を解説します。

  • 『フルーティー』:果実の香りや風味が豊かで親しみやすい味わい
  • 『ドライ(辛口)』:甘みが少なくキリッとした味わい
  • 『まろやか』:角がなく柔らかで飲みやすい味わい
  • 『コクがある』:味わいに深みと複雑さがある
  • 『スッキリしている』:酸味がきれいで後味が爽やか
  • 『渋みがある』:タンニンによる収斂性のある味わい(赤ワイン)
  • 『軽やか』:アルコール感が少なく飲みやすい
  • 『重厚』:濃厚でしっかりとした飲みごたえがある
  • 『華やか』:花や果実の香りが豊かで印象的
  • 『バランスが良い』:甘味・酸味・渋味などの調和が取れている

これらの表現を使うことで、ワインの印象を的確に伝えることができます。

飲み会・レストランで使える実践フレーズ例

実際の場面で使える、具体的なフレーズ例を紹介します。

【赤ワインを飲んだとき】

『このワインはタンニンがしっかりしていて、飲みごたえがありますね』

『ベリー系の果実味が豊かで、とても飲みやすいです』

『渋みが穏やかで、口当たりがまろやかですね』

【白ワインを飲んだとき】

『酸味がきれいで、とてもスッキリしています』

『柑橘系の爽やかな香りが心地よいですね』

『フルーティーで華やか、とても飲みやすいです』

【どんなワインにも使える万能フレーズ】

『バランスが良くて美味しいですね』

『この料理によく合いますね』

『香りが豊かで楽しめます』

これらのフレーズを使えば、ワイン初心者でも自信を持って感想を伝えられます。

【味の好み別】初心者におすすめのワイン5選

【味の好み別】初心者におすすめのワイン5選

自分の味の好みに合ったワインを選ぶことが、ワインを楽しむ第一歩です。

ここでは、味わいのタイプ別におすすめのワインを紹介します。

初心者でも飲みやすく、それぞれの特徴が分かりやすいワインを選びました。

甘口・フルーティーが好きな人向けワイン

甘口でフルーティーなワインが好きな方には、以下のようなワインがおすすめです。

【白ワイン】ドイツのリースリング(甘口)

桃や蜂蜜のような甘やかな香りと、高い酸味のバランスが絶妙です。

ラベルに『Spätlese(シュペートレーゼ)』や『Auslese(アウスレーゼ)』と記載されているものが甘口です。

【白ワイン】イタリアのモスカート・ダスティ

微発泡の甘口ワインで、マスカットのようなフルーティーな香りが魅力です。

アルコール度数も低め(5-6%)で、デザートワインとしても人気があります。

【赤ワイン】チリのメルロー

プラムやチョコレートのような甘やかな果実味が豊かで、タンニンも穏やかです。

価格も手頃で、初心者の赤ワイン入門に最適です。

辛口・スッキリが好きな人向けワイン

辛口でスッキリとした味わいが好きな方には、以下のワインがおすすめです。

【白ワイン】ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン

グレープフルーツやハーブの爽やかな香りと、キリッとした酸味が特徴です。

魚介料理やサラダとの相性が抜群で、夏場にぴったりのワインです。

【白ワイン】フランス・シャブリのシャルドネ

ミネラル感が際立つ、辛口でシャープな味わいが魅力です。

牡蠣などの生の魚介類との相性が特に良いとされています。

【スパークリング】スペインのカヴァ

シャンパーニュと同じ製法で造られる、コストパフォーマンスに優れたスパークリングワインです。

辛口でキリッとした味わいと、きめ細かい泡が楽しめます。

渋め・重めが好きな人向けワイン

しっかりとした渋みと重厚感のあるワインが好きな方には、以下がおすすめです。

【赤ワイン】チリのカベルネ・ソーヴィニヨン

力強いタンニンとカシスの濃厚な果実味が特徴のフルボディワインです。

ステーキなどの赤身肉との相性が抜群で、価格も手頃です。

【赤ワイン】アルゼンチンのマルベック

濃厚な果実味と力強いタンニン、スパイシーな風味が魅力です。

ボリューム感のある肉料理やバーベキューと相性が良好です。

【赤ワイン】オーストラリアのシラーズ

ブラックベリーや黒胡椒のような濃厚な香りと、力強い味わいが特徴です。

アルコール度数も高めで、飲みごたえのあるフルボディワインです。

参考:初心者向けワインの入門ガイド

ワインの味をもっと楽しむ3つのコツ

ワインの味をもっと楽しむ3つのコツ

ワインは、飲み方や環境を工夫することで、より一層美味しく楽しむことができます。

ここでは、ワインの味わいを最大限に引き出すための3つのコツを紹介します。

これらを実践するだけで、同じワインでも驚くほど印象が変わります。

温度で味が変わる―種類別の適温ガイド

ワインは温度によって味わいが大きく変化します。

適切な温度で飲むことで、ワインの持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

【赤ワイン】16-18℃(常温)

フルボディの重厚な赤ワインは、やや高めの温度で飲むことで、複雑な香りと味わいが開きます。

ライトボディの軽やかな赤ワインは、14-16℃とやや低めでも美味しく飲めます。

【白ワイン】8-12℃(冷やして)

辛口の白ワインは、冷やすことで酸味が引き締まり、爽やかさが際立ちます。

甘口の白ワインは、やや低めの6-8℃で飲むと、甘さが重たく感じにくくなります。

【スパークリングワイン】6-8℃(よく冷やして)

しっかり冷やすことで、泡が細かくなり、爽快感が増します。

【ロゼワイン】8-12℃(冷やして)

白ワインと同様に、冷やして飲むことで爽やかさが引き立ちます。

温度が高すぎると渋みが強く感じられ、低すぎると香りが閉じてしまうので注意が必要です。

グラスで香りが変わる―形状選びの基本

ワインの香りと味わいは、グラスの形状によって大きく変化します。

適切なグラスを使うことで、ワインの魅力を最大限に引き出すことができます。

【赤ワイン用グラス】ボウルが大きく丸い形状

空気との接触面積が広く、複雑な香りが開きやすい設計です。

特にフルボディの赤ワインには、大きめのグラスが適しています。

【白ワイン用グラス】ボウルが小さめでスリムな形状

冷たさをキープしやすく、酸味と香りが効率よく鼻に届く設計です。

デリケートな白ワインの香りを逃さず楽しめます。

【スパークリングワイン用グラス】細長いフルート型

泡が上昇する様子を視覚的に楽しめ、炭酸ガスが逃げにくい形状です。

最近では、やや広めのチューリップ型も人気があります。

グラスがない場合でも、できるだけ薄くて口が広いグラスを選ぶことで、ワインを美味しく楽しめます。

料理との組み合わせで味わいが深まる

ワインと料理のマリアージュ(組み合わせ)は、双方の美味しさを引き立て合います。

基本的な考え方として、以下のような原則があります。

【色を合わせる】

赤ワインには赤身肉、白ワインには白身魚という基本ルールです。

ソースの色も考慮すると、より相性の良い組み合わせが見つかります。

【重さを合わせる】

重厚な料理にはフルボディのワイン、軽い料理には軽やかなワインを合わせます。

例えば、ステーキには力強いカベルネ、カルパッチョには軽やかなソーヴィニヨン・ブランなどです。

【地域を合わせる】

その土地の料理とワインを合わせる『地産地消』の考え方です。

イタリア料理にはイタリアワイン、フランス料理にはフランスワインなど。

【対比を楽しむ】

辛い料理には甘口ワイン、脂っこい料理には酸味の強いワインなど、対比で相性を作ることもできます。

最初は基本ルールを参考にしながら、自分なりのお気に入りの組み合わせを探してみましょう。

ワインの味に関するよくある質問

ワインの味に関するよくある質問

ワインの味について、初心者がよく持つ疑問にお答えします。

これらを理解しておくことで、ワイン選びや楽しみ方がより深まります。

Q. ワインの「辛口」は辛いという意味?

A: いいえ、ワインの『辛口』は唐辛子のような辛さではありません。

ワインにおける辛口とは、『甘くない』『ドライ』という意味です。

発酵過程で糖分がほぼ完全にアルコールに変換されたため、残糖分が少ない状態を指します。

逆に甘口は、発酵を途中で止めたり、糖分の多いブドウを使うことで、残糖分が多いワインのことです。

『辛口=甘くない=スッキリ』と理解すると分かりやすいでしょう。

Q. 安いワインと高いワインで味は違う?

A: はい、一般的に価格によって味わいに違いがあります。

高価なワインは、以下のような要素によって価格が決まります。

  • 優れた産地や畑(テロワール)のブドウを使用
  • 収穫量を制限し、品質を高めている
  • 手摘みや厳格な選果など、手間をかけた製法
  • 長期熟成による複雑な味わい
  • 希少性やブランド価値

ただし、価格が高ければ必ずしも美味しいわけではなく、自分の好みに合うかどうかが最も重要です。

初心者の場合、1,000-3,000円程度のワインから試すのがおすすめです。

Q. ワインの味が苦手な場合はどうすればいい?

A: ワインが苦手な理由によって、対処法が異なります。

【渋みが苦手な場合】

赤ワインの渋みが苦手なら、タンニンの少ないライトボディやロゼワインから試してみましょう。

ピノ・ノワールやメルローなど、渋みが穏やかな品種もおすすめです。

【酸味が苦手な場合】

白ワインの酸味が強すぎると感じる場合は、樽熟成したシャルドネなど、まろやかなタイプを選びましょう。

または、甘口のワインを試すのも一つの方法です。

【アルコールが苦手な場合】

アルコール度数の低いモスカート・ダスティ(5-6%)やドイツの甘口ワイン(8-10%)から始めてみましょう。

また、ワインを炭酸水で割った『スプリッツァー』や、フルーツを入れた『サングリア』など、カジュアルな飲み方もおすすめです。

Q. ワインを飲んだことがないけど何から試すべき?

A: 初心者には、以下のようなワインから始めることをおすすめします。

【最初の1本におすすめ】

  • スパークリングワイン:炭酸の爽快感で飲みやすく、お祝いの雰囲気も楽しめます
  • ロゼワイン:赤と白の中間で、バランスが良く親しみやすい味わいです
  • フルーティーな白ワイン:果実味が豊かで、酸味も穏やかなタイプが飲みやすいです

【おすすめの産地】

チリやオーストラリアなど、新世界のワインは果実味が豊かで親しみやすく、価格も手頃です。

【選び方のコツ】

ワインショップで『初心者向けで飲みやすいワイン』と店員に相談するのが確実です。

また、レストランでグラスワインを何種類か試して、自分の好みを見つけるのも良い方法です。

参考:初心者向けワインの入門ガイド

まとめ|ワインの味を知って自分好みの1本を見つけよう

まとめ|ワインの味を知って自分好みの1本を見つけよう

この記事では、ワインの味について種類別・品種別に詳しく解説してきました。

最後に、重要なポイントをまとめます。

  • ワインの味は、甘味・酸味・渋味・果実味・ボディの5つの要素で決まる
  • 赤ワインは渋みとコク、白ワインは酸味とフルーティーさが特徴
  • ブドウ品種によって味わいは大きく変わる
  • 温度・グラス・料理との組み合わせで味わいが深まる
  • 初心者は、フルーティーで飲みやすいワインから始めるのがおすすめ

ワインの味わいは無限にあり、正解はありません。

大切なのは、自分が美味しいと感じるワインを見つけることです。

この記事で学んだ基礎知識を活かして、様々なワインを試し、自分好みの1本を探してみてください。

ワインの世界は奥深く、知れば知るほど楽しみが広がります。

まずは気軽に、ワインのある生活を始めてみましょう。

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